“どんな風に踊ると美しく見える?” “お客さまに喜んでもらえる?”を研究しています。
とっても難しいテーマの“古典舞踊とは?”
難しいことをわかりやすくをマイルールに
子供たちと日々研究を重ねて学んでいます。
目次
◆子供と解く“古典舞踊”の本質
難しいことをわかりやすく
◆昔の人が積み上げてくれた日本の“美的感覚”を受け継ぐ
“古いもの”ではなく“いま役に立つもの”
◆小1からはじまるクリエイティブな稽古
“先生と生徒”が“研究仲間”になる時
人間としての基礎を学ぶ幼稚園生
自分を輝かせる訓練を始める小学生
◆子供たちに本気で相談する私
子供と解く“古典舞踊”の本質
難しいことをわかりやすく
これがマイルールのひとつです。
“古典舞踊とは”
ものすごく難しいテーマですね。
よく取材・インタビューで“日本舞踊とは?”とご質問いただきますが
どんな風に答えれば良いか、毎回一から考えます。
私は子供たちが好きで今の仕事を始めましたので
日常的にたくさんの子供たちとコミュニケーションをとります。
なおさら、難しいことをわかりやすく伝えたいと感じるようになりました。
◆昔の人が積み上げてくれた
日本の“美的感覚”を受け継ぐ
“古いもの”ではなく“いま役に立つもの”
踊りの起源は“祈ること”だと考えています。
それはもう随分と遡った昔から存在するものですが、
その頃から今の同じ踊りが始まったわけではありません。
様々な文化が組み合わさり今に至ります。
ただ、今私たちが向き合っている
“日本舞踊”とくに“古典舞踊”は
昔の人が積み重ねてくれた
日本の“美的感覚”を象徴する踊りのひとつだと感じています。
“なぜそのポーズが美しいと感じるのか?”
“なぜ右足と左足が逆になると変に見えるのか?”
“なぜそこで首がそっち向きなの?”
普段当たり前に振付として落とし込んでいるものは
日本の“美的感覚”と深く繋がっています。
私たちは踊りながら、日本が大切にしてきた
美しさの概念を学んでいるのかもしれません。
◆小1からはじまるクリエイティブな稽古
“先生と生徒”が“研究仲間”になる時
子供舞踊塾は3歳から中学生までの子供たちが在籍しています。(来年からは高校生も!)
人間としての基礎を学ぶ幼稚園生
幼稚園生は
◯指示を守りきちんとこなすこと
◯自力で切り替える力を養う
◯一般的なマナーを習得
など、まずは人間としての基礎を作る時間として
お稽古を行っています。
まだまだ幼く見える子供たちですが
幼稚園生の年代の子供たちに、どのようなことを教えるか、とても重要視しています。
生きるための基礎段階なので、
一生その価値観を持っていくかもしれないと思うと、
より良い基礎・基本を学んでほしいと思います。
自分を輝かせる訓練を始める小学生
小学生になるとある程度の弁えを学び
自分にできることを考え始めます。
そこで小1あたりからは、
一方的に習うだけではなく、子供たち自ら考えて行動する機会を一気に増やしています。
これまでの“先生と生徒”から
“研究仲間”としての役割も担うようになります。
そうすると
◯自分の身体に合わせた美しい踊り方を考える
◯演目や役柄から理想の踊り方を想像する
◯お客さまの立場になって考える
こうした、幼稚園生の時期からさらに発展したことを考える時間ができます。
◆子供たちに本気で相談する私
“とりあえずこのポーズをやってみて、私もう1人のポーズやってみるから”
という感じで、私も子供たちと一緒に
振付の最後を相談しながら作ることがあります。
子供たちも、自分がこの舞台に携わっているという感覚が身につきます。
こうしてお互いの感覚を磨き合いながら
“古典舞踊の美しさってなんだろう?”と
日々研究し合っています。
難しい言葉はそこまで使っていません。
けれども子供たちは、時間を重ねて
日本が昔から大切にしてきた“美的感覚”を
今の時代に役立つ形で吸収し始めているように思います。
現在進行形のお稽古、
これからの子供たちの成長がとっても楽しみです。
私もその力を鍛えるとともに
子どもたちにも実践を通して教えていきたいと思います。
今日は“本番”の心がまえのお話でした。
引き続きよろしくお願いいたします。
◆舞台プログラム参加者募集・見学のご案内
【子供舞踊塾 参加者募集】
第7回 舞台プログラムプログラム開催期間:2024年2月〜2025年冬ごろまで
対象年齢:3歳〜18歳(年少〜高校生)
お稽古:1回60分/月4回
(火)(木)13:00〜19:00(土)(日)11:00〜19:00より
ご都合のよろしい日程を調整いたします。
稽古場:東京都港区エリア ほか
【舞台プログラムとは】
舞台出演(過去に国立劇場や浅草公会堂など)に向けて、日本舞踊の基礎と本格的な舞台準備、様々な日本文化体験を行います。
【到達目標とする4つの学び】
◇礼儀作法美しい姿勢とごあいさつ
◇日本文化職人の技術を肌で感じる
◇表現力自信を持って人前に立つ
◇集中力聞く力/本番力を養う
ご見学・お問い合わせ
[子供舞踊塾 お問い合わせ]
kodomobuyou@gmail.com
上記メールアドレスもしくは
ホームページお問い合わせフォームにて承ります。